iOS版TeamLogの利用ガイドです。はじめてご利用になる際や、利用方法を知りたい場合にご参照ください。
注意事項
1.TeamLogで文字起こしを行う場合は、有料プランのご登録とAmivoice音声認識エンジンへのAPPKEYが必要です。
2.複数人での文字起こしにはマイクシステムが必要です。
3.団体や企業が使用する場合や、イベント等で不特定多数の方に文字起こしの提供を行う場合は、法人プランのご契約が必要です。
※法人プランに関する補足
個人の方がご自身でイベント等の文字起こしをする場合は法人プランのご契約は不要です。ただし、認識結果をスクリーンに映したり、多数の人に共有したりするなど、「個人使用の領域を逸脱する利用方法」が確認された場合は、利用停止もしくは法人プラン料金のご請求をさせていただく場合があります。
個人ユーザー(特に障がい者)の方にできるだけ安価に利用していただきたいこと、そして障がい者支援者団体の方には法人プランの割引もご用意し、多くの場面で活用できるように料金設定をしておりますので、各プランの範囲内でのご利用をお願い致します。
各プランの詳細はこちら
導入編
アプリをダウンロードし、文字起こしを行うための準備をします。
◇ 文字起こしを行いたい場合
有料プランの申し込みと、音声認識エンジンのAPPKEY取得が必要です。
以下の1~4の作業を行ってください
1.アプリのダウンロード
現在リリース準備中です
2.APPKEYを入手
TeamLogで文字起こしを行うためには、アドバンスドメディア社が提供する音声認識エンジン「Amivoice API」のAPPKEY(※エンジン使用のための暗号キー)が必要です。こちらのページを参照しながら、AmivoiceのAPIアカウントに登録し、APPKEYを入手してください。
3.APPKEYを入力
アプリを起動し、1の作業で入手したAPPKEYをアプリに入力します。
「ホーム画面」⇒「マイページ」⇒「APPKEY管理」⇒「APPKEYを入力」と進み、用意したAPPKEYを入力してください。
4.有料プランに申し込む
「マイページ」⇒「有料プラン管理」からご希望のプランを選択してください
手帳をお持ちの方には割引制度があります。詳しくはこちら
これで準備は完了です。
文字起こし編
文字起こしの手順(1人用)
スマホやタブレットのマイクを使った、基本的な文字起こし方法を解説します。一般的な文字起こしアプリと同様の文字起こしができますが、話者ごとの認識はできず、雑音や環境音に弱くなります。複数人の文字起こしを行いたい場合は次の「文字起こしの手順(複数人編)」をご覧ください。
ホーム画面から音声認識画面に移動し、「開始」ボタンを押します。自動で文字起こしが開始されます。
文字サイズはピンチイン・アウトで調整可能ですので、お好みのバランスでご利用ください。
TeamLogは行間やフォント、画面色など、認識画面を自由に調整できます。
「設定」⇒「画面設定」から調整を行えますので、お好みで設定を変更してください。画面設定は認識を行いながらでも変更可能です。
文字起こしが終わったら、「停止」ボタンを押して認識を停止してください。
再度「開始」を押すことで、続きから文字起こしを粉うことができます。
文字起こし結果はホーム画面の「過去の会話」に保存されます。
後から見返したり、続きから文字起こしを再開したりすることも可能です。
文字起こしの手順(複数人)
続いてTeamLogの特徴である「みんなで文字起こし」を行う方法を解説します。複数人の文字起こしにはマイクセットが必要です。どんな機材が必要かわからない、接続方法がわからない方はこちらを確認して機材を用意してください
マイクとオーディオインターフェイス、接続ケーブルを用意します。
スマホと機材を接続し、セッティングを行います。
正しく機材が接続されると「マイク設定」の上部にデバイス名が表示され、認識画面の「認識」ボタンが赤色に変わります。
「マイク設定」を立ち上げ、話者名を変えたいチャンネルを選択します。
※マイク設定は設定画面からも立ち上げることができます。
各チャンネルメニューの「表示名」をタップすると、話者名の入力欄が表示されます。お好みの名前を設定してください
オーディオインターフェイスのボリュームを調整したら、認識開始ボタンを開始します。これでマイクごとに名前付きで文字起こしが開始されるはずです。
※うまくいかない場合は再度マイクの接続や設定を確認するか、トラブルシューティングを参照してください
共有編
認識結果を他端末に共有する
続いて認識結果を誰かに共有する方法について紹介します。
共有を行うためには、管理用のメールアドレスが必要になります。
「ホーム」⇒「マイページ」⇒「アカウント認証」の順に画面を進め、アカウント認証を行ってください。認証には独自メールアドレス、AppleID、Googleアカウントが利用できます。
認識画面に移動し、設定から「会話を共有する」をタップしてください。
「共有を開始する」をタップすると、参加用のQRコードと文字列コードが生成されます。
コードは「閲覧のみ」と、編集・保存等が可能な「権限付き」の2種類が同時に生成されますので、用途に合った方をご使用ください。
TeamLogは様々な方法でコードを相手に渡すことができます。
- 招待する:QRコードと文字列コードを送ります。
- コードをコピー:文字列コードがクリップボードにコピーされます。
- QRを保存:シェア画面が立ち上がり、QRコードのみ送付できます。
※QRコードを読み込む場合は、カメラアプリではなく、TeamLogアプリの「参加する」から読み取るようにしてください
認識が終了したら、共有を停止するようにしてください。
※共有をしたままだと、参加者が終了後も記録を見たり編集したりできるようになるため、保存に影響が出る場合があります。
共有された会話を閲覧する
共有された会話を閲覧するためには、QRコードを読み取るか、参加用のコードを入力する必要があります。ここでは会話への参加方法について紹介します。
アプリを起動し、ホーム画面から「参加する」を押して参加画面を起動します。
指定の方法でコードを読み込みます
1.QRコードを読み込む
起動するカメラでQRコードを読み込むと、画面上部に「参加する」ボタンが表示されます。ボタンを押すと会話に参加することができます。
2.参加コードを入力する
参加コードで参加する場合、カメラ下部の「コードを入力する」をタップし、コード入力画面を立ち上げてください。コードを入力すると会話に参加することができます。
認識結果を編集・削除する
共有に参加している端末が有料プランの場合、認識結果を編集・削除することができます。
編集や削除はリアルタイムで反映されるため、難聴者の方の支援を行っている方や、議事録作成、字幕の提供などを行っている方は、ぜひ一度お試しください
◇ 編集や削除のやり方
編集したい認識結果を左にフリックすると、編集アイコンと削除アイコンが表示されます。希望する方をタップして操作を行ってください。
応用編
同時翻訳を行う
TeamLogでは、認識を行う言語をマイクごとに設定することができます。
それらを利用することで日本語を英語に、英語を日本語に翻訳する「多言語同時翻訳」が可能となっています。翻訳方法についてはこちらをご覧ください。
日・英・中・韓の4言語に対応
認識結果をダウンロードする
認識結果は、「過去の会話」に保存される以外にも、PDFやテキストファイル、CSVファイルなどにして保存することができます。保存方法や形式についてはこちらをご覧ください。
認識率を上げるコツ
認識率を上げるためには、いくつかのアプローチが存在します。こちらのページを参照して、より高い精度になるよう工夫してみてください。
辞書の作成・単語登録を行う
TeamLogでは複数の単語辞書を作成し、状況に応じて使い分けることができます。より高い認識率を実現するためには、登録された単語数は少ない方が精度が高くなります。単語登録という視点から見た音声認識の仕組みや、より高い精度を実現する方法についてはこちらを参照してください
知っておくと便利な機能
会議名の変更
会議名は「過去の会話」の会話ログを左にフリックするか、「認識画面」の会議名の部分をタップすること変更できます。
キーボード発言
認識画面で「キーボード」アイコンをタップすることで、手打ちで発言を行うことができます。難聴者の方の発言や、メモなどにご利用ください
全画面の活用
認識画面で「全画面」アイコンをタップすると、フルスクリーン表示を行うことができます。画面を広く使用できるほか、メイン画面よりも細かく設定が行えるので、いろいろ試してみてください
うまくいかないときは?
トラブルシューティングを参照してください